先日、家族が舌を掃除するブラシを買ってきました。
誰もが、舌の上が白いもので覆われた経験を持っていると思います。あの白いものを掃除するためのブラシです。ちなみにあの白いものは舌苔(ぜったい)というそうです。歯に付く歯垢(プラーク)と見た目が同じなので、舌苔もプラークなのかなと思っていたら、どうやらその通りのようです。
で、私の舌なのですが、舌苔がほとんどないんですよ。以前は舌が白いのは当たり前だと思っていましたが、今は薄っすらと白く見える程度で、全体的に唇と同じような色をしています。
舌苔は細菌の塊
こちらが私の舌の写真です。
薄く白色が見えますが、ほとんど赤色と言っても良いでしょう。もう、何年もこの状態で、プラークが舌の上にこびりついているのを見たのは、いつのことか忘れました。10年以上前までは白くなっていたと思います。
下のウェブサイトによると、舌苔は、「古くなって剥がれた口腔内の粘膜や細菌、食べカスや汚れなど」とのことです。
そして、舌苔の原因は以下のことが考えられているようです。
- 歯磨きなどの口腔ケアが不十分
- 口呼吸の定着
- 唾液分泌量の低下
- 舌の筋力や運動機能の低下
他にも調べていると、抗生物質の影響もあるそうです。
私の場合、以前、舌が白くなっていたのは上記のいずれかが原因だったのでしょうか?
歯磨きは丁寧にするようになりましたが、他の項目は、はっきりとはわかりません。
糖質制限を始めてから舌が白くならなくなったと思う
私が、舌が白くならなくなったのに気づいたのは、糖質制限を開始してからのことです。糖質制限は、もう9年近く続けています。
歯に溜まるプラークは、細菌の塊です。口の中の細菌が、糖質をエサにして増殖した結果、できあがったのがプラークです。だから、糖質制限をすれば、プラークができにくくなる理屈です。私の場合、歯にプラークは溜まりますが、糖質制限前と比較すると溜まりにくくなっています。
舌苔が細菌の塊であれば、糖質制限をすれば、理屈としてできにくくなるはずです。
私以外に糖質制限をされている方の舌の状態はどうなっているのでしょうか。私と同じように舌苔ができていないのでしょうか。
舌苔は、口臭の原因とも言われています。私は、以前は朝起きた時に口の臭いが気になっていたのですが、今はほとんど気にならなくなりました。これも糖質制限の影響が考えられますが、口臭が軽減した理由は歯磨き粉を使わなくなったからだと思っています。
舌苔と口臭の関係については、否定的な考え方もあるそうで、以下のウェブサイトで紹介されています。
上の記事では、舌苔に付着する細菌の量と口臭が関係していると述べられています。口臭を減らすには、口の中の細菌の量を減らすことが大切なのでしょう。こちらの見解でも、細菌のエサになる糖質を控えた方が良いと考えられますね。
あと、これも私の経験ですが、糖質制限を始め、歯磨き粉も使わなくなったら、口内炎が滅多にできなくなりました。
口内炎も細菌感染でできるので、細菌にエサを与えない糖質制限は理にかなっていると思います。これも、他に糖質制限をしている方の経験が知りたいところです。