以前に足の指をパーにする練習について書いたことがあります。
大したことは書いていないのですが、この記事にアクセスされている方が多いようです。なので、もうちょっと詳しく足の指を開くトレーニングについて解説した方がいいかなと思い、もう一度、今回記事にすることにしました。
それほど難しいことではないので、1ヶ月くらい続けていれば、効果を実感できるはずです。
入浴中や就寝前などのリラックスしている時に行う
足の指を開くトレーニングは、いつやっても構いませんが、気持ちがリラックスしている入浴中や就寝前がいいと思います。
やり始めると分かりますが、足の指を開こうとしているのになかなか開かないと、イライラしてきます。そういう精神状態で、足をパーにしようとしても腹が立ってきてすぐに止めてしまいますので、できるだけ気持ちが落ち着いている時に行うのが良いです。
それと、足が冷たくなっている時もなかなか指を開くことができないので、入浴中や入浴直後の体がポカポカとしている状態の方がトレーニングしやすいですね。季節も冬よりは夏の方がやりやすいですが、特にこだわる必要はありません。
とにかく足を事前にマッサージしたりして温めておけば準備OKです。
最初はグー
足が温まったところでトレーニング開始です。
まずは、三角座りをするような感じで、やや膝を曲げて床に座ります。ベッドの上でも構いません。
そして、自分の足の状態を確認します。
足の指を開こうと意識していない時は、5本の指の間隔が狭かったり、くっついていたりします。
特に足の指を開くことができない人ほど指と指がくっついているかもしれませんね。でも、特に気にする必要はありません。
この状態から足の指を全て曲げます。手でいうとグーの状態です。
指の曲がり方には個人差があるでしょうから、あまり曲がらなくても気にする必要はありません。とにかくグーにしてみてください。
グーにして2秒から3秒たったら指を元に戻します。
そして、また足をグーにします。これを10回程度繰り返してください。そうすると、足の先がポカポカとして来るのがわかると思います。
親指と人差し指を開く
足の先が馴染んできたところで、親指と人差し指を開きます。
全ての指を開こうとする必要はありません。とにかく、まずは親指と人差し指だけを開くことに集中します。これは結構簡単なので、多くの方ができると思います。
親指と人差し指を簡単に開けるようになったら、さらに広く開けるように力を入れてください。これを何度も何度も繰り返し毎日行っていると、自然と小指の辺りがぴくぴくと動き始めます。
そうなったら、足をグーにしたり、親指と人差し指を開いたりといろいろな動作を行ってください。不思議と足の先の感覚が敏感になってきます。
小指を自分の意思で動かせるようになると、もうゴールはすぐそこです。親指と小指を外側に向かって動かせば、全ての指が自然と開きパーになります。
右足だけをパーにしてみたり。
左足だけをパーにすることだってできます。下の写真は、足が疲れてきた時に写したので、ちょっと指の開きが悪いですが、それでも、全ての指と指の間に隙間ができています。
私の場合は、こうなるまでに約1ヶ月かかりました。足の指がかじかむ冬場に始めて1ヶ月でできるようになったので、夏場にトレーニングし始めれば、もっと早く足をパーにできるようになっていたかもしれませんね。
とにかく1日1分程度足の指を毎日動かす努力をしてください。そうやっているうちに少しずつ指を自分の意思で好きなように動かせるようになりますよ。