4月に入り、桜も咲き進んできましたね。もう、満開になっている地域もあるようで、本格的な春の到来です。
とはいえ、まだ寒い日も続いており、気温は冬の終わりといった感じです。こういう時に体調を崩すことがあるので油断禁物ですね。
それでは、毎月恒例の最近1ヶ月間のスロートレーニングの成果を報告します。
今では、血糖値を上げないことが健康維持や肥満の防止に役立つことを多くの人が知るようになっています。そういうこともあり、ネット上で、血糖値を上げにくくする食事法を見る機会が増えています。
食べる順番をどうするかとか、何と組み合わせて食べると血糖値ががりにくくなるとか、いろいろな方法が提唱されていますが、どれも、血糖値が上がる食事であり、健康維持にも肥満防止にも役立ちそうな気がしません。はっきり言って、それらを実践するのは時間の無駄です。
ビタミンやミネラルなどの栄養素をサプリメントで補給することに関して、意味があると言う人もいれば意味がないと言う人もいます。
一体どっちなんでしょうね。
意味があると言う人も意味がないと言う人も、理由を聞くともっともらしく思えるので悩むところです。
ビタミンやミネラルといった栄養素を十分に摂取するためにサプリメントを利用している人もいると思います。マルチビタミンやマルチミネラルなら、手っ取り早く1日に必要なビタミンやミネラルを摂取できるから便利ですね。
そんな栄養補給に便利なサプリメントですが、通常の食事から摂取するよりも非効率といったことをよく聞きます。いや、サプリメントの方が錠剤やカプセルを飲むだけだから栄養補給が楽じゃないかと思うのですが、どういうことなんでしょうね。
身体にとって最も重要な栄養素は、タンパク質です。人間の細胞はタンパク質でできていますから細胞を元気に保つためには、しっかりとタンパク質を摂取しなければなりません。
1日に摂取すべきタンパク質量は、体重×1グラムとされています。体重が50kgの人だと50グラム、80kgの人だと80グラムですね。でも、この1日に必要なタンパク質量の計算はおかしいんですよね。
先日、テレビの健康番組で、ビタミンDを多く摂るためには和食がおすすめといったことが紹介されていました。
ビタミンDが不足すると、小児だと、くる病や成長障害、成人だと、骨軟化症や骨粗しょう症といった欠乏症になるので、食事からしっかりとビタミンDを摂取しておかなければなりません。また、ビタミンDは日光を浴びると皮膚で合成されるので、極端に紫外線を避けているとビタミンDが不足してしまいます。
健康番組で紹介されていたように和食中心の食事で本当にビタミンDをしっかり摂取できるのか、ちょっと疑問なんですよね。
先日、テレビの健康番組で、反応性低血糖症のことが解説されていました。
反応性低血糖症は、食後に急激に血糖値が上がり、その後、インスリンが分泌されることで、一気に血糖値が下がって、眠気、めまい、頭痛といった症状が起こるものです。機能性低血糖症とも呼ばれていますが、厳密には反応性低血糖症と区別されているようです。
反応性低血糖症は、食後に急激に血糖値が上がることで起こるのですから、糖質制限をすれば起こらなくなります。でも、その健康番組では、糖質制限をしている人が糖質を食べた時に起こりやすいと説明されていました。
国立がん研究センターのウェブサイトによると、2022年に子宮頸がんで亡くなった方は2,999人だそうです。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV)に感染すると発症する可能性があります。だから、HPVワクチンを接種しておけば、感染する確率を減らせ、死亡リスクも下げることができます。
現在、HPVワクチンは定期接種が行われていますが、1997年4月2日から2008年4月1日までに生まれた女性に対しては、定期接種が行われていません。この世代はキャッチアップ世代と呼ばれており、2025年3月まで無料でHPVワクチンを接種できるようになっています。