糖尿病の治療薬として、近年、SGLT2阻害薬が注目を集めています。
SGLT2阻害薬は、尿細管からの糖の吸収を邪魔して血糖値を下げる薬です。だから、血糖値が下がりにくい糖尿病の方にSGLT2阻害薬を処方するのは合理的です。また、SGLT2阻害薬を使用すると体内でケトン体が合成されやすくなり、それが、心臓や腎臓を保護する働きがあることもわかりました。
何かと糖尿病の方にはありがたいSGLT2阻害薬ですが、ケトン体って危険な物質だって言ってましたよね?
糖尿病の治療薬として、近年、SGLT2阻害薬が注目を集めています。
SGLT2阻害薬は、尿細管からの糖の吸収を邪魔して血糖値を下げる薬です。だから、血糖値が下がりにくい糖尿病の方にSGLT2阻害薬を処方するのは合理的です。また、SGLT2阻害薬を使用すると体内でケトン体が合成されやすくなり、それが、心臓や腎臓を保護する働きがあることもわかりました。
何かと糖尿病の方にはありがたいSGLT2阻害薬ですが、ケトン体って危険な物質だって言ってましたよね?
食事の理想的な時間帯はいつなのかといった情報をたまに目にすることがあります。
朝にしっかり食べて、夜は控えめにするのが良いというのが一般的な知識ではないでしょうか。そして、睡眠前に食べると太るから、睡眠の何時間前までには食事を終えた方が良いということも聞いたことがあると思います。
これって本当なんでしょうか。当たり前すぎて疑問に思わない人が多いと思いますが、よくよく考えてみると怪しいなと思うんですよね。
糖質制限に関してデマを流す人が多いです。糖質制限をしたことがない人が、そのようなデマを流すんですけどね。
でも、糖質制限をしていない人の発言が、すべてデマというわけではありません。例えば、糖質制限をすると、コレステロール値が高くなりやすいというのは、糖質制限をしている多くの人に当てはまりやすいです。だからと言って、不健康になっているかは別の問題です。
糖質制限が健康に良くないという言説の中に「糖質制限をすると痛風になりやすい」というものがあります。これは本当なのでしょうか。
動物性食品をたくさん食べていると健康に良くないと言われていますよね。
その理由として挙げられているのは、動物性脂肪の摂りすぎが心疾患の原因となるというもの。動物性脂肪には、飽和脂肪酸が多く含まれており、これが体の中で悪さをして心筋梗塞や脳梗塞になるということらしいです。だから、中年と呼ばれる年代になったら、健康のことを考えて飽和脂肪酸の摂取を控えることが大事ということみたいです。
でも、飽和脂肪酸を気にして摂取量を減らしても、糖質を摂取していては意味がないと思うんですよね。
先日、糖尿病専門医が糖尿病にならないようにするにはどうしたら良いのかといった感じのことを解説しているネットのコラムを読みました。
その糖尿病専門医の方は、糖質制限をするとインスリンの分泌が減って、かえって血糖値が上がりやすくなるから糖質制限を長期間続けてはいけないと解説していました。糖質を食べなければ血糖値は上がらないんだから、血糖値が高いことが気になるなら糖質制限をするのが正解ですよね。いったいどういう理由で、糖質制限をすると血糖値が上がりやすくなるのか気になって、そのコラムの続きを読んでみました。
俗に悪玉コレステロールと呼ばれているLDLコレステロールは、健康面への悪影響が指摘されています。LDLコレステロール値が高いと動脈硬化になりやすく、そして、それが心筋梗塞につながると言われていますから、一般的にはLDLコレステロール値は低い方が良いとされています。
また、LDLコレステロール値が高いと認知症になりやすいということも研究で明らかになってきているようです。
ビタミンAもビタミンEも、人体にとって必須の栄養素なので食物から摂取しなければなりません。
でも、摂りすぎると何らかの健康被害が出る危険があるため、ほどほどにしておくのが無難です。サプリメントでビタミンを補給している方は、1日の目安量を守っていれば問題ないでしょうが、がばがば飲んでいると体調が悪くなるかもしれないので注意しましょう。
テレビの健康番組で、糖尿病の治療食として糖質制限食が認められたと紹介されていました。『糖尿病診療ガイドライン2024』に糖質制限食が掲載されたことで、そのように言われているのですが、積極的に糖質制限食を認めたとは言えないような記述になっています。
むしろ、糖質制限食はやめておけと言っているように読めるんですよね。