筋肉は使わないと短期間で衰える

私は、3日に1回くらい近所の公園で懸垂をしています。懸垂を始めて間もない頃は、1回や2回しかできなかったのですが、4ヶ月後には8回までできるようになりました。高校時代は、12回か13回はできたので、その頃と比較すると確実に筋肉は衰えています。

それでも、懸垂を続けていくうちに徐々に回数を増やせているので筋力アップしていることは間違いありません。

しかし、先日、帯状疱疹になり、20日ほど懸垂を休んでいたところ、6回しかできなくなっていました。こんな短期間でも、筋肉は使わないと衰えることを実感しましたよ。

普段走らない人は足の筋肉が衰えているはず

また、この前、電車に乗り遅れそうになり走って駅に向かったところ、翌日に両足が筋肉痛になりました。

走った距離は1kmもありませんし、スピードもジョギングよりも遅いくらいです。カバンを肩にかけていたので速く走れなかったのですが。筋肉痛は大したことはなく、痛みは走ってから2日後には消えました。

ちょっと走っただけで筋肉痛になるのですから、やはり、人間の筋肉は使わないと衰えが早いようです。

運動習慣がない人だと、ちょっとの運動で筋肉痛になるのは仕方ないと思います。でも、おそらく、ジムに通って筋トレをしている人でも、ジョギングなど走る機会がなければ、ちょっと走っただけで筋肉痛になるでしょうね。

よく歩く人も、走る習慣がなければ、軽いジョギング程度でも筋肉痛になると思います。

全身運動が理想だけど

体を動かして、どこかが筋肉痛になるのは、その筋肉を普段は使っていないのでしょう。

だから、筋肉痛になったら、その筋肉をこれからは使っていくようにした方が筋肉の衰えを防ぐことができると思います。

しかし、そうは言っても、日常生活の中で筋肉痛になるような運動をすることはほとんどないので、どこの筋肉が衰えているかを把握するのは難しいです。そのため、運動をする場合は、特定の筋肉だけを動かす運動ではなく、全身を使う運動をした方が良いでしょう。

ただ、言うのは簡単ですが実行するのは難しいですね。

全身運動って、どうやれば良いのか。野球、サッカー、水泳、ゴルフ、テニスなど、たくさんの種目を趣味にすれば全身の筋肉を使えますが、普段、仕事をしている人が、こんなに多くのスポーツをする時間はありません。

と言うことで、たまに体のどこかが筋肉痛になることは仕方がないと割り切ることも大切です。

とりあえず、スロートレーニング程度の筋トレをやっていれば、特定の筋肉の衰えは予防できますし、普段から歩く習慣をつけておけば筋力アップはできませんが筋力の衰えを緩やかにすることはできるでしょう。