これまでにたくさんのダイエット法が生まれ、そして消えていきました。
継続が難しいとか、効果が出ないとか、いろいろ理由はあるのでしょうが、ほとんどのダイエット法が短命です。最近、知ったのですが、お米ダイエットなるものもあるそうです。これも、すぐに消えてなくなるでしょうね。
白米中心の食事は栄養不足になる
このブログでは何度も述べていますが、白米には、ビタミンやミネラルといった微量栄養素が絶望的に少ないので、白米中心の食事をしていると栄養不足になります。
必要な栄養素をしっかり補給するためには、白米に替えて動物性タンパク質中心の食事にするべきです。3食しっかりお米を食べるなんてことをしていたら、生活習慣病まっしぐらですよ。
糖質を食べると中性脂肪が蓄積する仕組みを知ろう
お米をたくさん食べることは、糖質の大量摂取につながります。
それは、体に中性脂肪を蓄える行為です。
このことを理解していない人は、非常に多いですね。お医者さんやダイエットの専門家の方でも、理解していない人が多いように思います。
糖質を食べると、体に中性脂肪を溜め込むモードに切り替わりますから、痩せたければ、できるだけ糖質摂取量を少なくする必要があります。糖質を食べながら、中性脂肪をエネルギー利用できるように人間の体はできていません。それを知っていないから、お米ダイエットをしてしまうんですね。
また、かつて、リンゴだけ食べるダイエットもありましたが、これも逆効果です。リンゴに含まれる果糖は糖質の中でも、中性脂肪に変換されやすいです。これは、リンゴに限らず、果物全般に言えます。果物を食べるにしても、毎日食べるのはやめましょう。
健康的に痩せたいなら、肉、魚、卵といった動物性タンパク質中心の食事にしましょう。脂質の摂り過ぎなんて気にする必要はありません。とは言え、脂質は、食べすぎると下痢になりますから、その辺りは注意する必要がありますが。ちなみに便秘気味の人は、脂質不足を疑った方が良いですよ。
ダイエット法を試すのは自由ですが、その前にどのようにして体に中性脂肪が蓄えられるのか、その仕組みを知っておくことが大切です。