PRESIDENT Onlineで、下記記事が公開されていました。
また残念な糖質制限批判記事かと思って読んだのですが、内容は、ちょっと違っていて、高タンパク質食が健康的なのかどうかを解説していました。
PRESIDENT Onlineで、下記記事が公開されていました。
また残念な糖質制限批判記事かと思って読んだのですが、内容は、ちょっと違っていて、高タンパク質食が健康的なのかどうかを解説していました。
シミズ先生のブログで興味深い記事が投稿されていました。
一般に安静時には脂肪を主たるエネルギーとして使い、運動強度が増していくと主たるエネルギー源がブドウ糖に代わるとされています。でも、上の記事では、食事内容によって脂肪とブドウ糖の利用割合が異なることが紹介されています。
世の中には、様々なダイエット法がありますが、現時点で最も効果的なのは糖質制限ダイエットです。糖質制限をすれば、体に蓄えた中性脂肪から、どんどんエネルギーを作り出していくので、無駄なぜい肉が減っていきます。
生化学の視点からも、糖質制限ダイエットが効果的なのは明らかです。でも、まだ糖質制限に否定的なお医者さんはいるもんで、日刊SPA!の以下の記事でも、3名のお医者さんが糖質制限のやり過ぎに注意しなさいと述べています。
どの見解も10年くらい前の古い理屈なので、もう糖質制限を否定する新しい理屈は出てこないのでしょう。
ネットニュースを漁っていると、「名医が教える」といったタイトルの記事に出くわすことがあります。
ネットニュースは、読者をひきつけるためにインパクトのあるタイトルをつけることがありますが、健康に関する記事は、お医者さんであれば誰でも「名医」と肩書がつくことが多いので、まあ、話半分くらいの気持ちで読んだ方が良いでしょう。
で、その名医の先生が糖質制限は危険だとかいう記事に登場するわけですが、これは、話半分どころかデマばかりなので信用できないですね。
糖質制限を始めて、もう10年くらいになります。
糖質制限をすると、体重が減るなどの様々な身体の変化が出てきます。その中には、よく眠れるようになったというのもありますね。私の場合は、以前から眠れないということはなかったのですが、糖質制限を始めてからは、布団に入るとすぐに眠れるようになりました。
睡眠不足の人は、糖質制限を試してみる価値はあるでしょう。
米、小麦、砂糖、果物、イモ類などの糖質が多く含まれている食品を食べるのを控える糖質制限については、様々な言説が飛び交っています。
かつては、糖質制限は早死にするなどという根拠のないデマがありましたが、今では、健康のためには糖質を摂り過ぎないことが大切だと言われています。それでも、1日あたりに必要な糖質摂取量は130グラムだと言う人がおり、いつの間にそんなことが決まったのかと不思議に思っています。
糖尿病の方が、血糖コントロールのために糖質制限をすることは、もはや当たり前となっています。現時点では、糖質摂取量を減らすことが、血糖値を上げない手段として最も効果的と言えます。
糖尿病ネットワークの以下の記事でも、糖質制限ダイエットが糖尿病に良いことが報告されています。ただし、植物性食品を中心とした場合に限られるとなっています。
最近は、糖質の摂り過ぎは健康に良くないということが知られるようになっています。肥満も、糖尿病も、その他の生活習慣病も、大概が糖質の摂り過ぎが主な原因でしょうね。
また、脂質の摂り過ぎも健康に良くないと言われており、これは、もう何十年も前から変わっていません。糖質も脂質も控えなければならないとなると、体内でエネルギーを作る材料はタンパク質とアルコールだけになってしまいます。さすがにアルコールを主要なエネルギー源にすることはできないので、タンパク質ばかりを食べる生活をしなければなりません。
それはさすがに難しいので、糖質か脂質のどちらかは、エネルギーを作り出すために食べる必要があります。
ダイエットは、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかのどちらかをしないと成功しないと言われています。でも、その理屈がおかしいことは、以下の記事で紹介しました。
カロリーにこだわるダイエットは時代遅れ。そもそもが、ニセ科学なわけです。
このところ、ChatGPTが話題になっていますね。AIに質問すると回答してくれる便利なツールで、検索エンジンに取って代わるのではないかと言われています。
先日、シミズ先生がChatGPTに糖質制限について質問した記事をブログに投稿していました。これがなかなか興味深く、AIは糖質制限のことを理解しているなと感心したものです。
そこで、私もAIに糖質制限について質問してみました。使ったAIは、ChatGPTに改良を加えたBing AIです。Bing AIは、マイクロソフトの検索エンジンであるBingに搭載されたばかりのAIで、マイクロソフトのメールアドレスを持っていれば、申込ボタンを押して数日後に利用できるようになります。ブラウザはEdgeを使う必要がありますが、Windowsを使っていればパソコンの中に入っているので、Windowsユーザーなら誰でもBing AIを使うことができます。