床をつかむようにスプリットスクワットをすると疲れやすくなる

私は、現在、スクワットをするときは、脚を前後に開くスプリットスクワットをしています。スプリットスクワットは、前足に自分の体重がかかりやすいので、両足にまんべんなく体重をのせる通常のスクワットよりも負荷が強くなります。

通常のスクワットが楽に10回できるようになった方は、スプリットスクワットに変えると、さらに太ももの筋肉を強化したり引き締めたりすることができるので、チャレンジしてみると良いですね。

スプリットスクワットを始めて、私は半年以上たつと思うのですが、最近、スプリットスクワットをしていて、疲れやすいやり方があることに気づきました。

それは、脚の裏で床をつかむようにしてスプリットスクワットを行う方法です。

地面に根を張るように足裏に意識を集中

脚の裏で床をつかむとは、どういうことかというと、 前足の裏をぴったりと床に付けるということです。

スプリットスクワットをしていると、脚を前後に開いているためか、エクササイズ中に体がふらつくことがあります。スロートレーニングの場合、鍛えている筋肉に力が入りっぱなしの状態を維持することが大切です。エクササイズ中にふらついてしまうと、一瞬、力が抜けてしまうので、効果が減ってしまいもったいないですね。

そこで、体がふらつかないように足の裏をぴったりと床に密着させて、下半身をしっかり固定した状態でスプリットスクワットをするわけです。

足の裏を床にしっかりと密着させると、床を足の裏でつかんでいるように感じます。それは、まるで、地面に深く根を張っているような感覚ですね。

この状態で、スプリットスクワットをしていると、そうでない時と比較して、疲れやすく感じます。疲れやすいことが、すぐに筋力アップにつながるとは言えないのかもしれませんが、太ももの筋肉にかかっている負荷は、何も意識せずにスプリットスクワットをしている時よりも強いように思えます。

よく筋トレ中は、鍛えている筋肉に意識を集中すると発達しやすいと言いますが、スプリットスクワットの際に足の裏で床をつかむように意識することも、これと同じなのかもしれません。

こういうちょっとした工夫で、スロトレの効果を高めることができるのであれば、普段から実践した方が特ですね。仮にその工夫が、実は無意味なものだったとしても、前向きにエクササイズするかしないかで、効果は違ってくるでしょう。

スプリットスクワットが少し物足りなくなってきたと感じた時は、足の裏で床をつかむように意識してみてはいかがでしょうか。たとえ、効果がなかったとしても新たな発見があるかもしれませんよ。