炭水化物を食べると眠くなるのはなぜ?それはオレキシンの分泌が減るからだよ。

お腹が空くと、頭がボーっとしてきて眠くなるから、朝食はしっかり食べましょう。

このようなことを一度は耳にしたことがあると思います。朝食を抜くと、血糖値が下がって脳が働かなくなることが眠気の原因だということです。

でも、昼食後、しばらく経過してから睡魔に襲われる経験をした人は、結構多いと思います。食後なら血糖値が上がっていますから、低血糖で眠くなることは考えられませんよね。しかし、午後1時から2時の間くらいになったら、仕事中なのにあくびが出てしまう人がいませんか?

昼食を食べてから、それほど時間が経っていないのに眠くなるのは不思議です。

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タンパク質が体作りに使われることをカロリー計算は無視している

カロリー計算をする場合、糖質とタンパク質は4kcal/g、脂質は9kcal/gとするアトウォーター係数を使用します。

アトウォーター係数は、20世紀初頭に考案された方法で、糖質、脂質、タンパク質が持つ物理的燃焼値を消化吸収率や生体内で燃焼できない分を考慮して導き出したものとされています。ちなみに糖質、脂質、タンパク質の1グラム当たりの物理的燃焼値は以下の通りです。

  • 糖質=4.10kcal
  • 脂質=9.45kcal
  • タンパク質=5.65kcal

アトウォーター係数は、食べた糖質、脂質、タンパク質がエネルギー利用されることを前提としています。でも、タンパク質や脂質は体作りの材料としても使われますから、食べた全量がエネルギー利用されるわけではありません。

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緩やかな糖質制限では体の変化を実感しにくいよ

一口に糖質制限と言っても、やり方は様々です。

京都高雄病院の江部康二先生は、スーパー糖質制限、スタンダード糖質制限、プチ糖質制限の3段階の糖質制限を提案されています。それぞれの糖質制限のやり方は以下の通りです。

  • スーパー糖質制限=3食全てで米やパンなどの主食を抜く
  • スタンダード糖質制限=3食のうち2食を主食抜き
  • プチ糖質制限=3食のうち1食を主食抜き

 

上記3つの糖質制限は、その人のライフスタイルに合わせて好きなようにやれば良いと思います。でも、糖質制限による体の変化を早期に実感したいのであれば、スーパー糖質制限を実践することをおすすめします。

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スロトレ6年7ヶ月経過報告

ゴールデンウィークですね。

なんとなく、街中がのんびりしているような感じがしますが、どうでしょうか?

連休中も仕事をしている方はいらっしゃると思いますが、気楽に仕事をしている方が多そうですね。いや、飲食店などで働いている方は、忙しい時期ですから、気楽に仕事なんて言ってられない状況かもしれません。

余談はこれくらいにして、最近1ヶ月間のスロトレの成果を報告します。

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ダイエットでは体重を減らしたいのか体脂肪率を下げたいのかを考えるのが大切

痩せるためにダイエットをする場合、体重を減らすことを意識しますよね。

痩せる=体重減少

と考えれば、体重を減らすことは痩せることと言えます。

体重を減らすという視点以外にも、体脂肪率を下げることもまたダイエットです。体重が減れば体脂肪率も下がる傾向にありますから、体重を減らすためのダイエットをすれば、体のあちこちの脂肪が減ってすっきりとした体型になるように思えます。

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肉食が人間の脳を発達させたんだよ

脳のエネルギー源はブドウ糖だから、炭水化物(糖質)をしっかり摂らないと脳が働けなくなる。

聞き飽きた言葉ですね。

しかし、これは間違いです。なぜなら、人間は自らブドウ糖を作り出す糖新生という機能が備わっており、また、脂肪酸から合成されるケトン体も脳はエネルギー利用できるからです。したがって、糖質を摂取してもしなくても、脳は働くので、糖質を積極的に摂取する理由はありません。

それよりも、人間の脳は肉食で発達したのですから、炭水化物よりも肉類や卵を優先して食べるべきだと思うんですよね。

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ヒトも含めて哺乳類の血糖値は似たり寄ったり

人間も含めて哺乳類の血液中には、ブドウ糖が含まれています。そして、血液中のブドウ糖のことを血糖と言います。

ヒトの血糖値は、空腹時で100ml(1dl)当たりに約70mgから100mg含まれています。そして、ざっくり言うと、この範囲よりも血糖値が高いと高血糖、低いと低血糖となります。

血糖値を下げることができず高血糖が持続している状態だと、病院で糖尿病と診断されます。また、血糖値が低すぎると体の中の細胞が働けなくなりますから、低血糖は非常に危険な状態です。だから、「低血糖にならないように糖質をしっかりと補給しましょう」と言われているんですね。

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ダイエット中は空腹感や満腹感を過信しない

ダイエットをしている人、これから始めようとしている人は、現在よりも体重を減らしたいと思っているはずです。

太っている人が、健康のため、スタイルを良くしたいため、好きな服を着るためにダイエットをすることが多いと思います。それほど太ってなかったり、今でも十分に痩せているのにさらに痩せようとする人も中にはいると思いますが。

ダイエットを成功させるためには、空腹感や満腹感とどう付き合うかが大切になってきます。しかし、この空腹感や満腹感は、案外あてにならないものです。

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スロトレ6年6ヶ月経過報告

4月に入って、どこも桜満開です。私の地域の話ですけどね。例年よりもかなり早くに桜が咲きまして、3月中に満開になったところが多かったそうです。

気温の高い日が続いたので、桜も早く開花したんでしょうね。

4月は気候的に過ごしやすいですから、お出かけには最適の季節です。ダイエットに励んでいる方にとっては、これから体重を落としやすくなるのでありがたいですね。冬は痩せやすいというのはウソですよ。

それでは、最近1ヶ月間のスロトレの成果を報告します。

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血流を抑制すると遅筋が働きにくくなるから乳酸が成長ホルモン分泌スイッチを押しやすくなるのかも

スロートレーニングは、ゆっくりとした動作で筋トレをして血流を抑制し、成長ホルモンの分泌を良くすることで筋力アップを達成するトレーニング方法です。

ゆっくりとした動作で、しかも、関節を伸ばし切らず曲げ切らずに筋トレをすれば、常に筋肉に力が入りっぱなしになります。そうすると、血管が圧迫されて血流が悪くなります。そして、この状態で筋肉を酷使していると、乳酸が溜まりやすくなります。

乳酸は筋肉内の成長ホルモン分泌スイッチを押す働きをすることから、乳酸が溜まりやすい状況下での筋トレは、成長ホルモンを大量に分泌させます。この仕組みは、加圧トレーニングの研究からわかったことで、後にこの原理を応用して石井直方先生が考案したのがスロトレです。

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