7月になり気分は夏ですが、まだ日本列島の大部分は梅雨。
毎年7月の初めころは、梅雨ができるだけ長く続くことを期待してしまいます。梅雨が早く明けると、暑い期間が長くなりますから、できることなら7月いっぱいは梅雨であって欲しいですね。
それでは、最近1ヶ月間のスロートレーニングの成果を報告します。
ダイエットや健康維持のため、糖質制限をするのは当たり前になってきています。
かつては、糖質制限は危険だとの意見が多かったですが、今では、糖質は控えめにした方が良いという意見が主流派になっているように思えます。
ですが、糖質制限の知名度が上がって来るに従って、糖質制限はこうしなければならないといった意見を聞くようになってきました。自己流の糖質制限は危険だという人もいますが、糖質制限は自己流でOKです。
シミズ先生のブログで興味深い記事が投稿されていました。
一般に安静時には脂肪を主たるエネルギーとして使い、運動強度が増していくと主たるエネルギー源がブドウ糖に代わるとされています。でも、上の記事では、食事内容によって脂肪とブドウ糖の利用割合が異なることが紹介されています。
世の中には、様々なダイエット法がありますが、現時点で最も効果的なのは糖質制限ダイエットです。糖質制限をすれば、体に蓄えた中性脂肪から、どんどんエネルギーを作り出していくので、無駄なぜい肉が減っていきます。
生化学の視点からも、糖質制限ダイエットが効果的なのは明らかです。でも、まだ糖質制限に否定的なお医者さんはいるもんで、日刊SPA!の以下の記事でも、3名のお医者さんが糖質制限のやり過ぎに注意しなさいと述べています。
どの見解も10年くらい前の古い理屈なので、もう糖質制限を否定する新しい理屈は出てこないのでしょう。
ネットニュースを漁っていると、「名医が教える」といったタイトルの記事に出くわすことがあります。
ネットニュースは、読者をひきつけるためにインパクトのあるタイトルをつけることがありますが、健康に関する記事は、お医者さんであれば誰でも「名医」と肩書がつくことが多いので、まあ、話半分くらいの気持ちで読んだ方が良いでしょう。
で、その名医の先生が糖質制限は危険だとかいう記事に登場するわけですが、これは、話半分どころかデマばかりなので信用できないですね。
米、小麦、砂糖、果物、イモ類などの糖質が多く含まれている食品を食べるのを控える糖質制限については、様々な言説が飛び交っています。
かつては、糖質制限は早死にするなどという根拠のないデマがありましたが、今では、健康のためには糖質を摂り過ぎないことが大切だと言われています。それでも、1日あたりに必要な糖質摂取量は130グラムだと言う人がおり、いつの間にそんなことが決まったのかと不思議に思っています。
ダイエットは、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかのどちらかをしないと成功しないと言われています。でも、その理屈がおかしいことは、以下の記事で紹介しました。
カロリーにこだわるダイエットは時代遅れ。そもそもが、ニセ科学なわけです。
ヒトが太るか痩せるかは、消費カロリーと摂取カロリーの関係で決まると信じられています。
「消費カロリー > 摂取カロリー」なら痩せる。
「摂取カロリー > 消費カロリー」なら太る。
では、本当にこの関係が成立するかどうかを簡単に計算して確かめてみましょう。