ダイエット中は、低カロリーの食事を心掛けるのが当たり前となっています。そして、低カロリーの食材として果物が推奨されることがあります。
果物はビタミンや食物繊維が豊富だから、ダイエット中の栄養不足を予防できると考える人が多いでしょう。でも、果物には、果糖が多く含まれているので、ダイエット中は控えるべき食材です。
ダイエット中は、低カロリーの食事を心掛けるのが当たり前となっています。そして、低カロリーの食材として果物が推奨されることがあります。
果物はビタミンや食物繊維が豊富だから、ダイエット中の栄養不足を予防できると考える人が多いでしょう。でも、果物には、果糖が多く含まれているので、ダイエット中は控えるべき食材です。
最近、めっきり減って来たのが、糖質制限に否定的な記事です。
一昔前までは、非科学的な理屈を並べて糖質制限は早死にするとか、糖質制限ダイエットは痩せないとか、おかしなことが書かれた記事がいっぱいあったのですが、今ではほとんど見かけなくなりました。
でも、検索してみると、まだ糖質制限ダイエットが危険だとのタイトルを付けた記事が見られるので、もうしばらくは、このような非科学的な記事が出てくるんだろうなと思いながら読んでみることに。すると、どの記事も、割と糖質制限に肯定的なことが書かれているじゃないですか。
インターネットで、ダイエット情報を探していると、ニュースサイトのダイエット特集記事にたどり着くことがよくあります。
新たなダイエット法が出てきてはすぐに消えていくのは、今も昔も同じですね。「根本的なことがわかっとらんのだよ」と言いたくなりますが、そのダイエット記事を読んで体重を落とすのに成功した人もいるわけですから、まったく無意味とは言えません。
多くのダイエットネタが、摂取カロリーや消費カロリーに着目したものなので、新たに出てきたダイエット法を試すまでもなく、食べないか、運動するか、両方を同時に行うかの3択でしかありません。
人体がエネルギーを作り出すための材料としているのは、ブドウ糖(糖質)、脂肪酸(脂質)、アミノ酸(タンパク質)です。
この中で、優先的にエネルギーに使われるのはブドウ糖です。そういったこともあり、ブドウ糖は人体にとって大事なエネルギー源だと言われたり、主要なエネルギー源だと言われたりします。
確かに赤血球のようにブドウ糖からしかエネルギーを作り出せない細胞があるので、ブドウ糖は大事なエネルギー源です。しかし、主要なエネルギー源との主張には疑問があります。
牛肉、豚肉、鶏肉。
肉料理を食べる時は、調味料を使うことが多いですよね。特に焼き肉や鍋料理など、ただ火を通しただけの料理だと、焼き肉のたれ、ソース、ポン酢といった調味料がないと味気なく感じるのではないでしょうか。
私も、以前はそうだったのですが、今は、肉を食べるのに調味料を使いません。せいぜい、あおさ粉を振りかけるだけです。
米、パン、麺類、砂糖、果物、イモ類といった炭水化物(糖質)が多く含まれている食品を食べないようにする糖質制限は、より多くの栄養素の補給を可能とします。
よく糖質制限をすると栄養バランスが偏るというお医者さんがいますが、これは大ウソです。上記の食品から肉、卵、魚、乳製品に変更するだけで、これまで以上にビタミンもミネラルも多く補給できるようになります。
朝食を毎日とっていますか?
私は、朝は食欲がないのですが、タンパク質を補給するためにハムとチーズを食べています。野菜は気持ち悪くなるので食べません。どうも、寝起きは消化器官の稼働が悪いようです。
朝食を食べようが食べまいが、本人の好きにすれば良いと思うのですが、必ず食べないといけないと主張する人もいます。Women’s Healthの以下の記事でも、朝食を食べずに運動すると老けると書かれています。
フルマラソンを走るのなら、直前に食事をした方が良さそうですが、軽いジョギング程度なら運動後に食べたって問題なかろうと思うのですが。
数年前に糖質制限をすると耐糖能が悪化し糖尿病になるという噂が流れました。
もちろん、デマですよ。
彼らが、そのようなデマを流したり、また、デマを信じたりしたのは、単に生理学の基礎知識がなかっただけです。初心者向けの生理学の本に書いてあることなんですけどね。
アシドーシスは、体液が酸性に傾き、体に不調が出る状態です。
乳酸やケトン体は酸性なので、これらの血中濃度が高まるとアシドーシスになることがあります。糖質制限をすると、血中のケトン体濃度が高まるのでアシドーシスになると言われていますが、ケトン体濃度が高まるだけではアシドーシスにはなりません。ケトン体濃度が高まり、アシドーシスになる時は高血糖になっています。つまり、ケトン体濃度が高まって起こるケトアシドーシスは、血中のブドウ糖濃度も同時に高まっているわけです。
これをわかっていないお医者さんは、いつまで経っても、糖質制限でケトアシドーシスになると言い続けます。
先日、テレビをつけていると、オートファジーが紹介されていました。
オートファジーは、細胞内に溜まったゴミを細胞が食べてきれいにする働きのことです。飢餓時には、オートファジーが活発になり、細胞が自らの一部を食べて飢えをしのごうとします。
このオートファジーは、健康に良いとかアンチエイジングに良い働きがあるとされています。テレビが大好きな内容ですね。
オートファジーを活性化させる方法は、飢えることですが、何も食べなければ健康どころか死んでしまいます。だから、オートファジーの活性化は、死と隣り合わせじゃないかと思ってしまいますが、絶食しなくても、糖質制限をすることでオートファジーは活性化します。