数年前に糖質制限をすると耐糖能が悪化し糖尿病になるという噂が流れました。
もちろん、デマですよ。
彼らが、そのようなデマを流したり、また、デマを信じたりしたのは、単に生理学の基礎知識がなかっただけです。初心者向けの生理学の本に書いてあることなんですけどね。
数年前に糖質制限をすると耐糖能が悪化し糖尿病になるという噂が流れました。
もちろん、デマですよ。
彼らが、そのようなデマを流したり、また、デマを信じたりしたのは、単に生理学の基礎知識がなかっただけです。初心者向けの生理学の本に書いてあることなんですけどね。
夏になると食欲がなくなる人もいるかと思います。
特に夏バテすると、食欲が落ちすぎて何も食べたくなくなることがあります。こんな時は無理して食べる必要はないですが、何日も食べずに過ごすわけにはいきません。人間が生きていくためには、栄養素の補給が必要ですからね。
食欲がない時は、お粥を食べるのが定番となっています。しかし、白米のような消化に悪いものを食べるのはやめましょう。肉、卵、魚といった動物性タンパク質の方が圧倒的に消化しやすいので、夏バテした時こそ肉食にすべきです。
栄養補給を目的にビタミンやミネラルのサプリメントを使っている方もいらっしゃると思います。ビタミンもミネラルも人体に必要な栄養素ですから、サプリメントを使えば不足する危険性を減らすことができます。
しかし、ビタミンやミネラルは、種類によって多く摂りすぎると過剰症になるものがありますから、耐容上限量を知っておかないと、いつの間にか過剰症になっていたなんてことになりかねません。サプリメントでビタミンとミネラルを補給する方は、必ず耐容上限量を確認しておきましょう。
体調を崩して食欲がない時ってありますよね。体調が悪くなくても、なんとなく食欲がない時もあると思います。
そんな時、野菜を食べようとすると気持ち悪くなりませんか?
私は、朝はあまり食欲がないので、通常は、ハムとスライスチーズを食べるだけなのですが、たまにしっかりと朝食をとる日もあります。しかし、野菜は気持ち悪いので食べる気がしないですね。
冬は痩せやすい季節と言われますが、実感としては夏の方が痩せやすく感じているはずです。
感じるどころか、実際に体重を測定すれば、冬より夏の方が体重が減っていますから、夏が痩せやすい季節であることは間違いないでしょう。夏は、じっとしていても痩せていきますし、運動すれば他の季節以上に体重が大幅に減少します。
だから、痩せたければ夏に運動するのが最も効果的です。
アシドーシスは、体液が酸性に傾き、体に不調が出る状態です。
乳酸やケトン体は酸性なので、これらの血中濃度が高まるとアシドーシスになることがあります。糖質制限をすると、血中のケトン体濃度が高まるのでアシドーシスになると言われていますが、ケトン体濃度が高まるだけではアシドーシスにはなりません。ケトン体濃度が高まり、アシドーシスになる時は高血糖になっています。つまり、ケトン体濃度が高まって起こるケトアシドーシスは、血中のブドウ糖濃度も同時に高まっているわけです。
これをわかっていないお医者さんは、いつまで経っても、糖質制限でケトアシドーシスになると言い続けます。
グルコース(ブドウ糖)と中性脂肪は、体内でアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれるエネルギーを作り出すための材料となります。
グルコースも中性脂肪も、何段階もの反応を経て、細胞質の中にあるミトコンドリアに入ります。そして、クエン酸回路(TCA回路)が回り、たくさんのATPが作られます。
それなら、グルコースも中性脂肪も両方まとめてミトコンドリアに送り込めば、大量のATPを一度に合成でき、とんでもないパワーを発揮できるのではないかと考えてしまいますが、我々の身体は、そう都合よくはできていません。
先日、テレビをつけていると、オートファジーが紹介されていました。
オートファジーは、細胞内に溜まったゴミを細胞が食べてきれいにする働きのことです。飢餓時には、オートファジーが活発になり、細胞が自らの一部を食べて飢えをしのごうとします。
このオートファジーは、健康に良いとかアンチエイジングに良い働きがあるとされています。テレビが大好きな内容ですね。
オートファジーを活性化させる方法は、飢えることですが、何も食べなければ健康どころか死んでしまいます。だから、オートファジーの活性化は、死と隣り合わせじゃないかと思ってしまいますが、絶食しなくても、糖質制限をすることでオートファジーは活性化します。