カロリー理論は仮説でしかない

何をするにしても指標や基準があった方が便利です。

例えば、高校受験や大学受験では、偏差値が指標とされることがありますね。目標とする高校や大学に合格するためには、他の受験生と比較してどれくらいの学力が必要かを数値で知ることができます。偏差値で人の価値が決まるわけではありませんが、合格という目標を達成するための指標としては役立ちます。

ダイエットの場合だと、現代ではカロリー収支が一つの指標とされています。むしろ、カロリー至上主義といった方が良いくらいカロリー理論が正しいと思っている人がとても多いです。でも、カロリー理論は仮説でしかないんですよね。

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スロトレ6年1ヶ月経過報告

台風が過ぎ去ったら一気に秋らしい気候になりましたね。今回の台風も、各地で大きな被害をもたらしたようで、私の住んでいる地域でも大木が根っこから折れるなど様々な被害が出ました。ただ、建物の被害はなかったようですし、怪我した人もいなかったようです。

さて、月初に1ヶ月間のスロトレの成果を報告していますが、11月1日はブログを更新できそうにないので、1日早く直近1ヶ月のスロトレの成果を報告します。

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遊離脂肪酸濃度が高いと小腸からの脂肪吸収が抑えられる

太っている人が痩せようとする場合、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすることが常識となっています。

しかし、人間が太ったり痩せたりすることを「カロリー」の一言で片づけるのは簡略化し過ぎです。食事をすると体の中では様々な化学反応が起こりますが、それをカロリーだけで説明するのは乱暴ですね。例えば、脂質は1グラムで9kcalあり、糖質やタンパク質の4kcalよりもカロリーが多いから太りやすいと考えるのも、体内での化学反応を無視した理屈です。

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脂質摂取の健康への悪影響の指摘は状況証拠の積み重ねばかり

「脂質の摂り過ぎは健康に良くない」

ほとんどの人が常識と思ってますよね。自分のお腹についた贅肉を見ていると、「これはどうも豚肉の脂身でできてるんじゃないか」と想像してしまいます。

そんな時にテレビの健康番組で、「脂質の摂り過ぎは肥満の元」と言われたら、「今日から脂質を控えてお腹周りをスッキリさせるぞ」と一大決心し、翌日から食卓に上げる肉類の量を減らすことでしょう。でも、脂質を減らす前になぜ脂質が健康に良くないかを考えたことはありますか?

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糖尿病の発症はインスリンスパイク経験数と相関関係にある

厚生労働省の平成28年(2016年)の「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、「糖尿病が強く疑われる者」が1,000万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」が1,000万人、総数で2,000万人とのことです。

日本国民6人に1人が糖尿病か糖尿病かもしれないという状況です。これを多いと見るか少ないと見るかは、人それぞれですが、私は非常に多い数字だと思っています。

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インスリン分泌が保たれていない状況では血糖量とケトン体濃度はどうなるんだろう

すい臓のβ細胞から分泌されるインスリンは、肥満ホルモンと呼ばれることがあります。インスリンが分泌されると、血糖(ブドウ糖)が脂肪組織に取り込まれて、中性脂肪として蓄えられるのがその由来です。

それなら、インスリンが分泌されなければ肥満にならずに済むのですが、インスリンがなければ上がった血糖値を下げることができなくなるので、高血糖の状態が持続してしまいます。インスリン分泌が保たれていない状態が糖尿病と呼ばれる病気ですから、人間にとってインスリンは必要なものだということがわかります。

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スロトレ6年経過報告

10月です。個人的には、1年の内で10月が気候的にもっとも過ごしやすいと思っています。暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い気温ですからね。

スロートレーニングも、10月は汗をあまりかかないので苦痛に感じにくいですね。スロトレに限らずどの運動でも、10月は夏よりもやりやすい季節だと思います。

それでは、最近1ヶ月間のスロトレの成果を報告します。

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ダイエット中でもタンパク質摂取量は減らさない

体重を減らそうとダイエットをされている方は、おそらく以前よりも食事量を減らしていると思います。そして、食事量の指標としているのはカロリーだと思います。ダイエット前は3,000kcal食べていたとしたら、それよりも2割少ない2,400kcalにするなど、カロリーを物差しにして食事量を量っていることでしょう。

カロリー計算の対象となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。だから、これら三大栄養素を万遍なく減らす場合も、どれか一つを極端に減らす場合も摂取カロリーが一緒なら体重の減り方も同じと考えられています。しかし、糖質、脂質、タンパク質は、体内で異なる働きをしますから同列で扱うことはできません。

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脂質と糖質を同時に食べると肥満が加速する

脂っこいものを食べると太ると言われますが、脂質だけを摂取しててもそんなに太ることはありません。むしろ、米や小麦に多く含まれている炭水化物(糖質)を食べる方が肥満しやすいです。

糖質を食べるとインスリンが分泌されて、糖質が中性脂肪に変わり脂肪組織に蓄積されます。しかも、インスリンが分泌されると中性脂肪の分解が抑制されるので、脂肪が溜まりっぱなしになってしまいます。さらに脂質と糖質を同時に摂取すると、中性脂肪がより多く蓄えられます。

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甲状腺ホルモンの分泌が不足すると酸素消費量が減って太りやすくなる

先日、「ザ!世界仰天ニュース」というテレビ番組を見ていたら、体重が600kg近くある男性のことが紹介されていました。

その男性は、子供の頃から体が大きかったのですが、周りの子供たちと同じように運動しても太っていく体質でした。大人になると肥満が加速します。さらに交通事故で入院したこともあり、体重はどんどん増えていき600kg手前まで太ったということです。

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