スロートレーニングで、腹筋を鍛えるメニューにニートゥチェストがあります。
ニートゥチェストは、床に長座になって座り、両足を上下に動かすエクササイズです。5回から10回、連続で行うと腹筋の上から下まで広い範囲で鍛えることができます。
さらに足を上げる際に右から上げたり左から上げたりすることで、腹筋の左右も鍛えることが可能です。同じ回数のニートゥチェストをするなら、左右に足を上げるニートゥチェストの方が短時間で腹筋全体を鍛えられるので効率的です。
筋トレほど、努力と結果が比例しやすいものって、あまりないですよね。ジョギングも続けていると、速く走れるようになりますから、努力と結果が比例しやすいです。
勉強の場合は、どうでしょうか?コツコツ勉強すれば賢くなっているのを実感できますが、高校や大学の入学試験では、他の受験生よりも高得点を取らないと合格できませんから、自分の努力だけで結果が出るわけではありません。商売も、良いものを作っていても買ってもらえないことなんていくらでもあります。
でも、筋トレは違います。年をとっても筋力アップは可能です。だから、一生、筋トレを続けることもできます。
自宅での筋トレは、継続するのが難しいです。
誰に強制されるわけでもないし、手抜きをしても、とがめられることはありません。筋トレが面倒だと思うと、今日はやらないでおこうという選択もできます。
ジムに通っている場合は、すでにお金を払ったんだから行かないともったいないと思います。トレーナーの指導を受けて筋トレをするので、逃げたくても逃げられず、嫌々ながらも筋トレをしなければなりません。
だから、自宅での筋トレは、ジム通いと比較すると続きにくいと言えます。でも、自分なりに工夫をすれば、自宅での筋トレも継続は可能です。
筋トレをする目的は、多くの人にとって筋肉を鍛えることだと思います。
ひたすら筋トレをしていれば筋肉を鍛えられますが、特定の筋肉だけを鍛えたいのか、広い範囲で筋肉を鍛えたいのか、人によって目的は変わってきます。だから、筋トレをする前に自分はどちらが目的なのかをはっきりさせた方が、より効果的に筋肉を鍛えることができます。
筋トレを始めたけども、すぐにやめてしまったという方は、最初から負荷を強くしすぎていた可能性があります。
誰だって、筋トレを始めたばかりの時は辛いものです。その辛さに耐えて筋トレを継続できれば良いのですが、大概は、すぐにやめてしまいます。この時、自分はなんて不甲斐ないんだろうと責めてはいけません。
筋トレが続かないのは、不甲斐ないからではありません。今の自分の筋力以上の負荷をかけすぎているから苦しくなり継続できないだけです。だから、筋トレを継続するためには、現在よりも負荷を弱めることが大切です。