夏は何もしていなくても暑さで体が疲れるもの。だから、スロトレなんてやってられるかと思うのは当たり前のことです。
でも、スロトレに限らず、筋トレやジョギングなどの運動は、いったんやめてしまうと再開するのが苦痛に感じるので、そのまま完全にやめてしまう可能性が高いです。
スロトレの継続は、夏の工夫がとても重要です。しんどいと思ったら回数を減らすことを考えましょう。
筋トレほど、努力と結果が比例しやすいものって、あまりないですよね。ジョギングも続けていると、速く走れるようになりますから、努力と結果が比例しやすいです。
勉強の場合は、どうでしょうか?コツコツ勉強すれば賢くなっているのを実感できますが、高校や大学の入学試験では、他の受験生よりも高得点を取らないと合格できませんから、自分の努力だけで結果が出るわけではありません。商売も、良いものを作っていても買ってもらえないことなんていくらでもあります。
でも、筋トレは違います。年をとっても筋力アップは可能です。だから、一生、筋トレを続けることもできます。
自宅での筋トレは、継続するのが難しいです。
誰に強制されるわけでもないし、手抜きをしても、とがめられることはありません。筋トレが面倒だと思うと、今日はやらないでおこうという選択もできます。
ジムに通っている場合は、すでにお金を払ったんだから行かないともったいないと思います。トレーナーの指導を受けて筋トレをするので、逃げたくても逃げられず、嫌々ながらも筋トレをしなければなりません。
だから、自宅での筋トレは、ジム通いと比較すると続きにくいと言えます。でも、自分なりに工夫をすれば、自宅での筋トレも継続は可能です。
筋トレをする目的は、多くの人にとって筋肉を鍛えることだと思います。
ひたすら筋トレをしていれば筋肉を鍛えられますが、特定の筋肉だけを鍛えたいのか、広い範囲で筋肉を鍛えたいのか、人によって目的は変わってきます。だから、筋トレをする前に自分はどちらが目的なのかをはっきりさせた方が、より効果的に筋肉を鍛えることができます。
筋トレを始めたけども、すぐにやめてしまったという方は、最初から負荷を強くしすぎていた可能性があります。
誰だって、筋トレを始めたばかりの時は辛いものです。その辛さに耐えて筋トレを継続できれば良いのですが、大概は、すぐにやめてしまいます。この時、自分はなんて不甲斐ないんだろうと責めてはいけません。
筋トレが続かないのは、不甲斐ないからではありません。今の自分の筋力以上の負荷をかけすぎているから苦しくなり継続できないだけです。だから、筋トレを継続するためには、現在よりも負荷を弱めることが大切です。
私は、近所の公園でコツコツと懸垂をしていたら10回できるようになりました。
高校時代は13回くらいできたのですが、卒業した後は懸垂をする機会がなくなり、気づけば1回しかできなくなっていました。こんなに筋力が衰えているのかと思って、懸垂を始めたのが3年4ヶ月前。1年ほど続けて7回か8回までできるようになったところで、左肩を痛め、1年以上懸垂をしないでいたら、また1回しかできなくなっていました。
そこで、再び懸垂を開始して約8ヶ月ほどで10回できるようになりました。懸垂がたった1回しかできない状況からでも、続けていれば10回できるようになりましたから、1回もできないからと言って悲観することはありません。誰でも懸垂をコツコツ続けていれば、そのうち何回もできるようになります。