先日、家族がある健康番組を見ていると、体の中の脂肪のサビが老化の原因だと紹介されていました。
私は、その頃読書をしていたのでしっかりと見てはいません。でも、音声が耳に入ってくるので、ある程度の内容はわかりました。サビとは、要するに酸化のことです。体内の脂肪が酸化すると体が老化するので、酸化を食い止めるためにビタミンEをたくさん補給しましょうと。
これ自体は化学の視点から正しいのですが、他にも解説すべきことがあるのにまったくそこには触れていませんでしたね。
先日、家族がある健康番組を見ていると、体の中の脂肪のサビが老化の原因だと紹介されていました。
私は、その頃読書をしていたのでしっかりと見てはいません。でも、音声が耳に入ってくるので、ある程度の内容はわかりました。サビとは、要するに酸化のことです。体内の脂肪が酸化すると体が老化するので、酸化を食い止めるためにビタミンEをたくさん補給しましょうと。
これ自体は化学の視点から正しいのですが、他にも解説すべきことがあるのにまったくそこには触れていませんでしたね。
2016年12月に東北大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科学分野の山田哲也准教授、突田壮平助教、片桐秀樹教授らのグループが、将来の糖尿病治療を変えるかもしれない発見をしました。
これまでも現在も、糖尿病を発症すると治すことができないので、今以上に糖尿病を悪化させないようにする治療が行われてきました。糖尿病と診断されても、糖尿病が引き起こす合併症を未然に防げれば健常者と同じような生活を送れますから、糖尿病治療は合併症を併発しないようにすることが大切だとされています。
それが、今回の山田先生、突田先生、片桐先生らのグループの発見により糖尿病完治の可能性が出てきたのです。
テレビのある健康番組で、下の裏の静脈が青紫色になっていて浮き上がっていると血流が悪くなっているといったことが紹介されていました。漢方では、そういう診断になるらしいです。
で、私も自分の下の裏を鏡で見ていると、左右に2本ある静脈が両方とも青紫色に浮き上がっていました。青黒いと言った方が良いでしょうか。どうやら、私の血管の中を流れている血液はドロドロのようです。
適度な運動は健康に良いと言われますよね。でも、激しい運動は逆効果で老化を促進するとも言われています。この「適度」と「激しい」の境目がわかっていれば良いのですが、具体的なことを教えてくれる人はいないですよね。また、「適度」と運動不足の境目もよくわかりません。
毎日1時間歩くことは、適度な運動なのか運動不足なのか判断しにくいです。毎日1時間のジョギングも適度な運動なのか激しい運動なのかよくわかりません。
人間も含め動物は、生命活動を維持するために体内でアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーを生み出しています。そして、ATPを生み出すためには、食事からその材料を補給しなければなりません。
動物がATPを体内で生み出すために必要な材料は、主に糖質(ブドウ糖)と脂質(脂肪酸)です。ブドウ糖でも脂肪酸でも、どちらからでもATPを生み出せますが、主要なエネルギー源と言われているのはブドウ糖です。
先日、何気なくテレビを見ていると砂糖のCMが流れていました。
そのCMでは、妊婦さんが映されていて、「砂糖(ブドウ糖)は筋肉の成長に必要なインスリンの分泌を促進します」みたいな解説がされていました。確かにインスリンの分泌は筋肉の発達に貢献しますよ。だからと言って無理やりインスリンを分泌させるために砂糖を食べる必要はないでしょう。
年末ですね。
毎年12月は何かと忙しなく感じるのですが、よくよく考えてみると、他の月とそれほど忙しさは変わらないような気がします。年賀状を書かなければならないので、その分だけは他の月よりも忙しいのですが。
周りの人が、「あれをしないといけない、これをしないといけない」とブツブツ言ってるのを聞くと、こっちも急かされるのでやめていただきたいですね。
さて、毎月初めにお伝えしてるスロトレの経過報告ですが、元日は更新できそうにないですし、大晦日もどうなるかわからないので、いつもより2日早くお伝えします。
先日、朝の情報番組を見ていると血糖値スパイクが紹介されていました。
血糖値スパイクとは、糖質を摂取すると急激に血糖値が上がってインスリンが大量に分泌され、一気に血糖値が下げることです。グラフにすると鋭くとがった針のようになり、それが陸上競技のスパイクの歯に似ていることが血糖値スパイクと呼ばれる所以です。
この血糖値スパイクが、健康に良くないということから、最近注目を集めています。
人間は、体内でアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれるエネルギーを生み出して活動をしています。このATPは、主に細胞の中にあるミトコンドリアで、糖質、脂質、タンパク質から合成されるアセチルCoA(コーエー)を主原料に酸素を利用して産生されます。
なので、ミトコンドリアが多いほど、ATPも多く作られます。ATPがたくさん作られれば、エネルギー不足になりにくいので、体が疲れにくくなるはずです。
以前は、脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖だと言われていました。現在では、肝臓でアセチルCoA(コーエー)から合成されるケトン体も脳はエネルギー源として利用できることがわかっています。
なので、脳はブドウ糖とケトン体の両方を利用してエネルギーを作り出しています。
ところで、脳はブドウ糖とケトン体をどのような比率でエネルギー源として利用しているのでしょうか?