先日、プレバトというテレビ番組を見ていたら、プロレスラーの棚橋弘至さんが出演されていました。
棚橋さんは、焼き肉をお題に作った俳句を採点され、才能なしとなったのですが、その俳句の説明が非常に興味深いものでした。冬になると、代謝が落ちて、身体に脂肪がつく代わりに筋肉が落ちるから、焼き肉を食べて筋肉を増やし脂肪を落とすのだというのが、棚橋さんの俳句に込めた思いです。
ハードなトレーニングをしているプロレスラーが、そのように言うのですから説得力があります。
先日、プレバトというテレビ番組を見ていたら、プロレスラーの棚橋弘至さんが出演されていました。
棚橋さんは、焼き肉をお題に作った俳句を採点され、才能なしとなったのですが、その俳句の説明が非常に興味深いものでした。冬になると、代謝が落ちて、身体に脂肪がつく代わりに筋肉が落ちるから、焼き肉を食べて筋肉を増やし脂肪を落とすのだというのが、棚橋さんの俳句に込めた思いです。
ハードなトレーニングをしているプロレスラーが、そのように言うのですから説得力があります。
朝はエネルギー不足だから、しっかり食べなければならないという考え方については、以前から疑問に思っています。
仮に朝食を食べないとエネルギー不足になるというのが事実だったとしても、朝に糖質を摂取しなければならないという言説にはどうしても納得できないんですよね。
最近、時間栄養学という言葉を聞くようになってきました。
健康のためには、何をどれだけ食べれば良いかだけでなく、いつ何を食べるかも意識しなければならないというのが、時間栄養学の基本的な考え方のようです。本を読んでいないので、ネットでちょっと調べただけの情報ですけどね。
確かに昔から寝る前に食べると太るなんて言われていましたから、いつ食事をするかは、健康にとって重要な要素だと思います。でも、糖質摂取に適した時間帯があるというのは疑問ですね。
ダイエットにとって大切なのはカロリーの計算だと言われていますよね。
食物に含まれている糖質、脂質、タンパク質から、人体はエネルギーを作り出すことができ、それぞれが持つ1グラム当たりの熱量は以下となっています。
これらの値は、アトウォーター係数と呼ばれ、物理的燃焼値とは異なります。例えば、脂質の物理的燃焼値は、9.45kcalであり、アトウォーター係数よりも0.45kcal多くなっています。それなのに食物に含まれる脂質と身体に蓄えている中性脂肪を同じ9kcalとして計算して良いのでしょうか?
元日に発生した能登半島地震で、倒れたやかんの湯でヤケドをした男の子が病院で治療できずに亡くなったと報じられていました。
SNSを見ていると、「老人よりも子供の命を優先すべきだ」などという意見がありましたが、そんな問題ではありません。ヤケドの治療方法がまちがっているから、救える命が救えなかったんですよ。
冬になると、必ず聞くのが「冬はダイエットに適した季節」という言葉です。
冬は体温を上げるために多くの脂肪を燃焼するから、消費カロリーが増え、痩せやすくなるというのがその理屈です。冬に消費カロリーが増えているのをどう確かめるかというと、吐き出す二酸化炭素の量を計測するのです。ヒトが酸素を吸うのはエネルギーを作るためであり、エネルギーを作った後は、二酸化炭素を吐き出します。
だから、吐き出す二酸化炭素の量が多いほど、多くの脂肪を燃焼したと言えます。そして、冬は、多くの二酸化炭素を吐き出すので、脂肪を燃焼している証拠だとされます。
もっともらしい理屈ですけど、冬にどんどん痩せていく人を見ることなんて滅多にありません。理屈がまちがっていると疑うべきでしょう。
冬が始まった頃に耳にするようになるのが、「冬こそダイエット」という言葉です。
冬は気温が下がるので、体が体温を上げるために多くのエネルギーを消費するから、痩せやすいという理屈です。でも、冬にどんどん痩せていく人を見ることは滅多にありません。
それより、冬に太る人の方がよく見ますよね。
先日、明石家さんまさんとマツコ・デラックスさんがMCをしている番組を見ていたら、元プロ野球選手の桑田真澄さんが家族で出演されていました。
桑田さんの息子さんは、タレントのMattさん。
さんまさんが、Mattさんに桑田さんからどういう教育を受けたのかを問うと、今まで一度も叱られたことがなく、いつも「常識を疑え」と言われていたそうです。常識を疑うのは難しいことです。ただ、多数派に反対するだけなら、常識を疑うというより、ひねくれているだけです。