今年も残すところわずかとなりました。
毎年1年が過ぎるのが早く感じます。特に昨年と今年は、新型コロナウィルスの影響で活動に制限が出ていたため、何もせずに1年があっという間に過ぎたように思えます。今年の10月に緊急事態宣言が解除されてからは、徐々にこれまで通りの生活が戻ってきましたが、まだまだ以前のようにはならないですね。
さて、毎月初めに報告しているスロートレーニングの成果ですが、1月1日は更新できそうになく、12月31日もどうなるかわからないので、普段より2日早く報告します。
先日、江部康二先生のブログに興味深いことが紹介されていました。
この記事では、インスリンレベルが高いと新型コロナウィルスに感染したときに重症化しやすくなると書かれています。それなら、インスリンを不必要に分泌させない生活をしていれば、新型コロナウィルスに感染しても、重症化せずに乗り切ることができそうです。
人が太る原因の一つが、過剰なインスリン分泌であることは、今や当たり前として知られるようになっています。インスリンは肥満ホルモンとも呼ばれていますから、ダイエットをしたことがある方なら、インスリンという言葉を聞いたことがあるでしょう。
インスリンは、糖質を摂取した時にすい臓からたくさん分泌されます。だから、太りたくなければ、食後のインスリン分泌を減らすために糖質制限をするのが効果的です。
また、インスリン分泌を抑えることは、長生きとも関係しているのではないかとも言われています。肥満は、健康に悪いとよく言われますが、突き詰めていくと、インスリンの過剰分泌が問題と考えられそうです。
病原体に感染しないために最も重要な身体の機能は何なのだろうかと考えた時、多くの人は抗体と言うのではないでしょうか?
確かにワクチンは、体内に抗体を作り、感染症の発症を防いでくれるので、抗体こそが感染予防の要と思うのは自然なことだと思います。
でも、抗体は、特定の病原体を排除するだけであり、今までに出会ったことのない病原体を排除することはできません。また、抗体は、種類にもよりますが、体内に病原体の侵入を許してからできるものなので、病原体の体内への侵入を防ぐ、いわば水際対策の役割を担っているわけではありません。
病原体の体内への侵入を水際で食い止めているのは、体表バリアです。
糖質制限をしていると、お正月のおせち料理を食べるべきかどうか、という問題に直面します。
おせち料理には糖質がたくさん含まれた食品が多く、重箱に所狭しと並んでいます。お腹いっぱい食べれば、血糖値スパイクを起こすこと間違いなし。
「1年の始まりにそんな不健康食を食べられるか」と思うものの、正月は、親戚づきあいなどで、食べるのを断るのが難しい場面が訪れるものです。
糖質制限をしている皆さんは、おせち料理問題をどう処理しているのでしょうか?