今年も、あと2ヶ月になりました。早いものですね。
秋になって気温が下がるに従い、時間の経過が早く感じるようになってきました。夏が終われば、もう今年も終わり。そんな気分で、ここ数年過ごしています。
さて、毎月初めに1ヶ月のスロートレーニングの成果を報告していますが、今回は1日早い月末に報告します。土曜日なので、ちょうど良いかと思っただけで深い意味はありません。
ビタミンB群の一種にビオチンという栄養素があります。
ビタミンB群をサプリメントで補給している方だと馴染みのある栄養素ですが、そうでない方だと知らないかもしれませんね。
ビオチンは、必須の栄養素であるため欠かすことができません。不足すると糖新生や脂肪酸合成に不都合が生じるので、不足しないように補給しておきたい栄養素です。
ビタミンB群の一種であるパントテン酸は、体内で糖質と脂肪酸からエネルギーを作り出すために重要な働きをしています。
しかしながら、エネルギー不足にならないようにパントテン酸をしっかりと摂取しましょうといったことを聞く機会はほとんどありません。パントテン酸は、多くの食品にまんべんなく含まれているので、まず不足することはないため、しっかりと摂取しなさいと言われにくいのでしょうね。
だからと言って、パントテン酸を無視して良いわけではありません。パントテン酸は、エネルギー産生にとても重要な働きをしているので、無理なダイエットをしているとパントテン酸が不足し、それに伴ってエネルギーも不足する危険があります。
最近、妊活という言葉をよく聞くようになりました。
妊活は、妊娠しやすい体作りのための活動ということですが、その活動の中に葉酸を多く摂取することも含まれているようです。
ビタミンB群の一種である葉酸は、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれており、人体にとって必須の栄養素です。だから、食事から、しっかりと補給する必要があり、特に妊娠を計画している女性は、通常よりも多くの葉酸を摂取することが推奨されています。
ビタミンB群の一種であるビタミンB₁₂は、あまり注目されることがない栄養素です。
でも、必須の栄養素なので、不足すると健康面に悪い影響を与えますから無視することはできません。だから、ビタミンB₁₂の体の中での働きを知っておくことは、健康維持のために大切です。
筋トレをしている人は、タンパク質を多く摂取していることと思います。
肉や卵をたくさん食べる人もいるでしょうし、手っ取り早くプロテインを飲んでタンパク質を補給している人もいるでしょう。
しかし、タンパク質をたくさん摂っているだけで良いわけではなく、タンパク質の量に応じてビタミンB₆も摂る必要があります。ビタミンB₆は、タンパク質を構成するアミノ酸の合成や分解に必要となる成分ですから、これなしには体作りはできません。
ビタミンB群の一種にナイアシンがあります。
ナイアシンは、我々の体の中で、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素からアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーを作り出すために非常に重要な役割を果たしています。
ちょっと歩くだけでもATPは必要ですし、何もせずダラダラしている間も、体の中の内臓を働かせるためにATPは必要となります。そして、ATPが作られる過程でナイアシンは欠かすことができません。
ダイエットで痩せるためには、体に蓄えた中性脂肪を減らす必要があります。
中性脂肪を減らすためには、運動をするとか、食事制限をするとか、いろいろなことが言われていますが、栄養の視点で見ると、ビタミンB₂の摂取が重要となります。
どのようなダイエット法を採用したとしても、中性脂肪を減らすにはビタミンB₂は欠かせませんから、不足しないように摂取したいですね。
我々人間の身体は、糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素からエネルギーを取り出して活動しています。
三大栄養素から取り出されたエネルギーは、アデノシン三リン酸(ATP)に一時的に蓄えられます。蓄えると言っても、バッテリーのように長時間蓄えることはできないので、ATPに蓄えたエネルギーはすぐに何らかの活動に利用されます。
さて、三大栄養素からエネルギーを取り出し、ATPを産生するためには、ビタミンB群が必要になります。特に糖質からATPを産生するために重要となるのがビタミンB₁です。